寄っても、顔が真ん中に残る
FaceFollow(フェイスフォロー)は、ショート動画の「顔追従」を、配信でできる道具です。VTube Studio と連携して顔の位置をもらい、OBS の中のアバターのソースを、なめらかに寄せたり動かしたりします。画面から顔を探さないので、軽く動きます。
有料版の VTube Studio が必要です (無料版は透かしがあり、寄ると規約に触れることがあるため)。
できること
ボタン 1 つで寄る・戻る。顔を起点に、その場で大きくなります。寄っている間は、首をかしげても顔がその位置に残ります。
寄りの倍率(1.5 倍・2 倍・3 倍など)を選べます。顔を画面の真ん中など決めた位置へ寄せることもできます。
VTube Studio のベータ版なら、顔そのものの点を追います(手を上げても、帽子をかぶってもずれません)。正式版では、モデルの輪郭から顔の位置を出します。
縦の配信(DualCast の縦の画面など)も、横と同じ顔の位置から動かします。縦は「常時追従」で、寄らなくても顔を枠の中に保てます。横と縦で設定は別々です。
寄る・戻るのきっかけ: ドックのボタン、OBS のホットキー、声の大きさ、VTube Studio のホットキー(表情など)、ほかの道具からの合図。
王冠や吹き出しなどの OBS のソースを、頭についてこさせます(寄りとは別に使えます)。
「ドキッ」「照れ」などの名前をつけて、倍率・速さ・飾りの組を保存できます。
VTube Studio につながらないとき・顔を見失ったときは、追従なしの寄りに自動で切り替えます(配信は止まりません)。
準備(初めの 1 回だけ)
OBS の「ツール」→「WebSocket サーバー設定」で「WebSocket サーバーを有効にする」をオンにします。
VTube Studio の設定(歯車)で「プラグイン API を許可(Allow Plugin API access)」をオンにします。ポートは 8001 のままで大丈夫です。
OBS の「ドック」→「カスタムブラウザドック」に、名前「FaceFollow」、URL に下の「ドックの URL」を入れて「適用」を押します。
コピー
出てきたドックの「つなぐ」で、OBS と VTube Studio につなぎます。VTube Studio に「このプラグインを許可しますか」が出たら「許可」を押します(次からは出ません)。
「VTS を映しているソース」で、VTube Studio を映しているソース(ゲームキャプチャ・Spout2)を選びます。
「基準合わせ」で、正面を向いて顔の真ん中を 1 回クリックします(モデルごとに覚えます)。VTube Studio のベータ版なら VTube Studio の画面で、正式版ならドックの画面でクリックします。
うまくいかないとき
VTube Studio につながらない : VTube Studio が起動していて、「プラグイン API を許可」がオンか、ドックのポートの番号が VTube Studio の設定と同じかを確かめてください。
顔の位置が少しずれる : 「基準合わせ」をやり直してください。帽子や髪飾りも、ここで合わせられます。VTube Studio の窓と OBS のソースの縦横比が違うと、ずれることがあります。
寄ると絵が粗い : 2〜3 倍が目安です。VTube Studio の窓を大きく(縦 1080 以上)しておくと、きれいに寄れます。
OBS でアバターの位置を直したい : ドックの「一時停止」を押すと、もとの位置に戻って止まります。直してから「一時停止をやめる」。
VTube Studio の公開 API と OBS の WebSocket だけを使います。顔の位置や設定は、この PC の外へは送りません。VTube Studio の許可(トークン)と OBS のパスワードは、OBS のドックの中にだけ保存します。この道具は VTube Studio・OBS の公式のものではありません。